ノースフェイスから定番で発売されている薄手のフリースといえば「マウンテンバーサマイクロジャケット」です。
このフリースは登山やキャンプなど幅広いシーンで活用する事を考え抜かれた中間着です。
これはノースフェイスの公式発表で「中間着」と位置付けされているので、インナーとして着用する事を目的として発売されています。
そのため以前紹介したデナリジャケットと比べると、デナリよりも「インナー」としての用途が考えられています。
①バーサマイクロ100
こちらはノースフェイスがオリジナル生地(ポリエステル)のフリースを使用。デナリジャケットはマイクロバーサ300を使用し、このマウンテンバーサマイクロはマイクロバーサ100を使用。これらの違いはフリースの生地の厚みが異なる。
300は分厚くて100は薄いのでインナーなどで着用する際にはかさばらずに着ることができる。
ポリエステル100%なので速乾性に優れている。
2018年の秋冬から生地が変更。
2018年春夏まではポーラテック社の生地を使用していた。
「生地」
ポーラテックモデル「2018SS(NL21404)」
オリジナルモデル「2018AW(NL61804)」「2019SS(NL71904)※リサイクルフリース」
②最低限の機能・補強
あくまで中間着のフリースという事であらゆる所の機能が省かれています。
ジップはノースフェイスでは多いダブルジップを採用せずにあくまでシングルジップ。これはアウターで着ない事を想定すれば当たり前のことです。
次はリュックなどが擦れて摩擦が起こる部分の肩にはナイロンで補強されていますが、あくまで中間着やインナーとして着用を考えられているので最低限の補強です。
③超軽量
先ほどの説明で余計な設計や機能を省いているのでとてもシンプルなフリースとなっており、そのためかなり軽量に作られています。
なんと重さが280g(Lサイズ)で作られておりインナーとして着用した際に着てる感覚がほとんどないくらい軽いジャケットです。
④サイズがタイト
このマウンテンバーサマイクロのサイズ感はかなりタイト目に作られている。
あくまで中間着としての設計なので身幅に無駄がなく、肩部分は逆に窮屈に感じるくらいのサイズ感で購入の際は通常のワンサイズ上げて購入する方が楽に着用することができる。
⑤静電ケア
洋服に使う糸を導電糸にすることで電気が体に滞留することなく放出してくれるので静電気が発生する機会を激減してくれる。
特に乾燥していると電気が放電しにくくなるので特に冬場に静電気が多い。
総括
基本的にはインナーとして開発されてはいるが、アウターとして軽く羽織る着こなしも十分可能。
速乾性があって軽量なため「旅行」などでも重宝しそうなジャケット。