今回はウィンタースポーツから街着まで幅広く活躍する僕が最も欲しいアイテム「マウンテンジャケット」です。(※個人的な話を入れてすみません)
元々1985年に発売開始されて何度も廃盤になっては復活を繰り返しアップデートし続けた最強アウターシェルの1つです。
特にこのジャケットでは雪でのシーンを考えられて作られていて、本来は街着ではなく「山岳用」として開発されたので、冬の雪山やスノーボードやスキーなどアクティブに活動する際のジャケットが本来の目的です。
①150デニール
糸の太さが150デニールなのですがそれがどれくら太いのか他のジャケットと比べてみると・・・
クライムライトは20デニール
バルトロは30デニール
マウンテンライト 70デニール
「デニール」は数字が大きくなれば糸が太くなっていくのですが、他のジャケットと比べると明らかに糸が太くそれだけ強度があると言えます。
※デニールだけが強度を示すものではありません。他には「織り密度」などもそうです。
②GORE-TEX「2層」
GORE-TEXは生地を数枚貼り合わせて、一枚の生地になっています。
その真ん中に「GORE-TEXメンブレン」と呼ばれる防水の生地があってこれが非常に重要な役割を果たしているのですが、この生地の薄さはなんと0.001mm。
このメンブレンを真ん中に何枚生地を張り合わせるかで「○層」の部分が変わってきます。
3枚貼り合わせなら「3層」。4枚貼り合わせなら「4層」です。
※詳しくは動画を参照ください。
③レザーパンチング
レザーパンチングとは洋服の細かい穴です。これがあることで中のムレを外に逃がしてくれる役割があり快適に過ごせます。
④ベンチレーション
登山アイテムなどでよく見かけるベンチレーション(直訳:換気)
このジップを開けることによって、中にこもっている熱やムレを一気に放出することができる機能です。
いくらGORE-TEXと言えども全てのムレに対して完全に透湿性があるわけではないのでムレ始めるとこれを使うと更にスペックを発揮することができます。
⑤スノーカフ
スノースポーツされる方はご存知かと思いますが、腰の部分に止める機能があります。
これは雪が中に侵入してくるのを防ぐ役割があります。そのため雪がない場面ではあまり活躍しないかもしれませんがその際は取り外しが可能です。
マウンテンライトと同様スペック
マウンテンライトとマウンテンは類似してる部分があります。
あくまで
・マウンテン(山岳用)
・マウンテンライト(街も可)
なのでスペックはマウンテンジャケットの方が良いです。
一緒の部分はZIP IN ZIPや見た目(着丈の長さ等)は同じ意味を持って作られています。
毎年マウンテンジャケットはタウン層には人気がなく「登山家」や「ノースフェイスマニア」にはとても愛されるアイテムです。
そのため今現在(10月5日現在)でもオンライン等で在庫があります。人気のWB/BKは完売してますがそれ以外はほぼ全サイズあります。
今年はこのアイテムを是非ゲットしたいと思います。
以上です