21歳くらいから23歳くらいまでパチンコ屋でアルバイトをしました。
それまで一度もギャンブルをした事なかった私ですが時給が良いという理由でパチ屋に入りました。
とにかく音はうるさいし、ブチギレてるおじさんおるし、コーヒーワゴンのお姉さん可愛いし・・・笑
初めは全然好きになれませんでしたが、お客さんに機械の事聞かれたり・目押し(スロットのリールをゾロ目に揃える)お願いされたりしても全くできひんのが悔しくて休みの日少しずつ通うようになった。
そしたら不思議な事に初めはビギナーズラックで毎回毎回勝つ。
行けばお金が増えて目押しも上達する。「これめっちゃ良いやん」そして気がつけば友達と朝の開店前からパチンコ屋の前で缶コーヒー片手に並んだりしてる自分がいた。
初めはよく勝ってたもののすぐに負けることが多くなった。でも勝つ快感を味わってるのと、取り返せるという謎の自信で1,2年は通った。当然トータルで見たら何十万と余裕で負け越してる。笑
バイトしていたホール(パチンコ店の中)では自分は店員として働いてるから他人を冷静に見ることができて、側から見たら結構面白い事が気づいた。
「リーチがかかっている時に謎のお祈りをしているおっさん」
「大当たりした時、周りの人を見てドヤ顔する歯のないおばさん」
「365日夕方になると現れる4人家族」
「ひたすら漫画を読んでいる大学生」
「なぜが私にいつもわいせつなDVDを持ってきてくれる男。通称"ゴミ屋のおっさん"」
こんな人たちと出会わせてくれるパチンコ屋はとても素晴らしい。
だが私が憧れている未来の自分の姿ではない‼︎
よし‼︎辞めよう‼︎
同時期にパチンコを始めた幼馴染と共に我々は「パチンコ決別宣言」をするのである。
その時の写真がこちらです。
内容は本日をもってパチンコ・スロットを辞める。もし行ったら罰金10万円というもの。
この日からパチンコに入店するのはトイレを借りる時くらいになった。強い意志できっぱり決別できた。
元々ゲームなどあまり好きではなかったので、スロットやパチンコそもそもゲーム性は好きではなかった。ただお金がかかってるから面白かっただけなので負け出してから楽しさが見出せなかった。取り返す事に必死になっていた。
私にとってパチンコは沼のような場所だったが片足を突っ込んだが、抜け出すことができて良かった。
もちろんパチンコは悪いとは思わない。友達でパチンコをしている友達や競馬をしている知り合いもいる。仲の良い友達で週末になると必ず近所のパチンコ屋に通ってる友達は非常にイキイキしている。なのでその友達にとってはなくてはならない場所。かけがえのない場所ということは素晴らしい。
私は自分自身を制御できずにお金を使って負けていたので私みたいにはならないでください〜笑