私は2013年の9月に教育実習に行きました。
私の母も幼稚園の教員免許と小学校2種の教員免許を持っているため、それまでに教育実習について色々聞いた事はありました。
百聞は一見にしかずと言葉があるようにとりあえず行ってみないとわからないと教育実習の日が楽しみでした。
私が行ったのは母校の中学に3週間お世話になりました。
最初で最後の教育実習
中学1年生のクラスを担当になって、まず最初にGTOバリの挨拶を
することもなく普通に挨拶をしたが、子どもたちは目が輝いていました。
そういや自分が学生の頃は実習の先生来たら「どんな人かな?」
興味があったなー。
早速近くの男子に
「先生タバコくさい‼︎」と言われギクッツ‼︎
何故か他の先生たちも生徒にはタバコ吸っている事を隠している先生が多かったので自分も隠そうと思い
「これはタバコじゃなくて大人になったらこんな体臭なるねん」と意味のわからん言い訳をしてみんな察知して笑ってくれていました。
基本的に中学生男子は下ネタを言っといたらみんな喜んでくれたので先生たちにバレないように裏で下ネタを連発でした。笑
女子は鉄板ネタで恋愛トーク。
その当時の自分の恋バナや過去の恋愛体験を話して中学生女子に本気のダメ出しを受けた。笑
3週間(15日間)の実習のうちすでに3日目から授業をさせてもらいました。
自分は6クラス分の社会を担当していたので毎日毎日授業研究(授業の進行や板書の方法)をするが大変でした。
学校の先生というのは、やってみて初めて気づいたが
綿密な計画があってそれに沿って授業が行われているんです。(授業計画)
例えば先生がする最初の世間話(授業の導入)はよりスムーズに授業に入るためのもの。(授業の展開につながる)
途中で生徒に「これどう思う?」などの発問は全てどんな答えが帰ってくるかシュミレーションされて指導案というものに記載されている。(その後授業のまとめへ)
授業とは関係のないような話が実は関連があるということ。
そんな大変な事を、サラっとやってるのがプロだなーと感心しました。
教育実習に行った人は2パターンに分かれます。
1絶対先生になりたい
2自分は先生は向いていない
いずれにしても30人から300人の人前で話をすることは人生でもあまり頻繁に起こる出来事でない。
社長になったり何かセミナーを開いたりしなければならないが
教育実習なら「期間限定先生」でその期間だけ先生になれるので自分が偉くならなくても人前で話ができるし、先生というフィルターを通してみんな話を聞こうとしてくれる。
そんな経験は滅多にない事なので、先生にはなりたくなくても是非実習は経験してほしいです。
先生になる気が無くても実習に行ったら学校の先生には「私先生になりたいです」と言ってくださいね。
ただでさえ忙しいのに実習生のためにもっと業務が増えてるんですよ。
今や教員免許は一生物では無くなりました。
数年前から10年に一度の更新が必要になりました。(法律の改正)
その更新研修に参加できるのは現職の教員だけです。
なので免許を取ったとしても教員として勤めていない場合は10年が経つと更新期間が過ぎてしまいます。
そうなると免許は失効ということになります。
これは日本で教員免許を持っている人は全員該当するので
自分は教員免許があると思っていてもいつしか失効しているかも知れませんね。
私も免許を失効するのは時間の問題ですね。笑