バカというのは非常に伸び代があります。まだ何色にも染まってないキャンパスなのでこれから何色にでも染めることができる可能性の塊です。
基本的に「バカ」は私も含めて学習面での成功体験の回数が極端に少ないです。
今までのテストや成績などで、良い結果がなくて自分でも「俺勉強あかんわ」「やったって意味ないわ」と思っている人が多いと思います。
特に一夜漬けでちょっと頑張ってみよ‼︎と思って頑張った日には最悪の循環を生みます。
よくテレビや友達などからも一夜漬けをしたことがあると聞くことがあると思いますが
その人たちの一夜漬けはある程度基礎知識がある中での一夜漬けなので
ひょっとすれば高得点や好成績が望める環境下にいるんです。
でも私みたいなバカは基礎知識がないのに一夜漬けしても全く的外れな学習で点数や成績が振るわずに
「勉強=頑張っても無理・成果が出ないのにしんどいこと」
という最悪の方程式が出来上がってしますのです。自己肯定感の低下ですね。
頑張っても報われないことって私たち大人でも辛いことですよね。自尊感情(プライド)を下げないように逃げたくなりますよね。
バカじゃない人の中でも勉強が嫌いな人はいっぱいいると思いますが
勉強が嫌いでもコツコツ積み上げれば確実に学力が上がる事を成功体験として知っています。
それがバカと大きな違いです。
ではなんでそんなバカが勉強するべきなのか…というと理由は1つです
逆境に耐えるだけの生きる力がつく
よく勉強しなかった大人が
「勉強しといたら良かった」とよく聞きますが
後に後悔する人生を歩むか自分で人生を作るかの二択です。
バカの周りには勉強をする習慣のない友だちがいっぱいいます。
でもその友だち等とは一人違う方向に、ましてや苦手な勉強に取り組む環境を自ら作る。
こんな困難な事に立ち向かおうとするだけでもかなり根性のいる事だと思います。
(わからない所に気づく事)(自分の苦手な事に向き合う事)
これができれば社会に出ても困ることはありません。
そして何か挑戦する時に他力本願などは必要なく
一人で挑戦する勇気や行動力が付きます。
私自身、合宿免許を一人で参加したり、伊豆の海の家に一人で一ヶ月間住み込みしてみたりヒッチハイクを一人でやってみたりしました。
その結果色んな人と知り合う事が出来ました。
「一人で何かやる」に対して好奇心しか生まれなくなるので間違いなく人生観が変わると思います。
では実際に根性出して勉強頑張ろうと思っても何からすれば良いか全くわかりませんでした。
なので私はまず「自分は何がわからない」のかをわからない状態だったので
それを解決する事がこの長い道のりの始まりでした。
そこで私はみんながやるように塾に行って学習するのも良いんですが
みんなと同じ事をしてもみんなと同じ結果にしかならない事が嫌だったので
みんなと違う事をしてみんなと違う結果を出そうと考えました。
それが私にとっては「公文式」だったのです。利点は次の3つです。
①自分の学力に合ったところから学習できる。
②正解するまで何度もやり直しがある。
③自分のスピードで学習ができる。
これは完璧に今の自分に合ってる。
問題は。公文式という小学生ばっかりの中で
高校生の自分が通う事への見栄・プライドさえなくす事ができれば新しい道が開く。
私にとってその見栄・プライドなどの弊害は全くどうでも良かったのですぐに捨てました。
そして次の日に公文式に行きました。
この時両親は大学のために勉強するなんて夢のような話だと思っていたみたいで信じれなくて本当に「なぜ公文式に行ったのかわからなかった」と後に教えてくれました。